アキレス腱炎は治らない!?
アキレス腱炎は一般的にも整形外科的にもふくらはぎの筋肉の使い過ぎによって、アキレス腱の周りに炎症が起きるとされています。
ですから安静にしていれば治ると言われたり、炎症を抑える薬や湿布などの治療、あるいはふくらはぎのマッサージなどが行われます。
しかしそれではなかなか治らなかったり、競技や運動を再開すると痛みが戻ってしまったりする事が多いです。
そして良くならないまま時間だけが過ぎていくケースが本当に多く見られます。
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実は原因が違うんです
アキレス腱炎の早期回復は一般的な治療ではほとんど望めません。
なぜならそもそもの原因が違うにも関わらず治療されているからです。
ではアキレス腱炎の原因は何でしょうか?
実はアキレス腱炎の原因は筋膜にあるんです。
厳密に言うとアキレス腱炎が起こりやすい「筋膜体質」になっている、と言えます。
そのため筋膜への適切なアプローチがなされないと、一時的に痛みが良くなったとしてもすぐに戻ってしまうんです。
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アキレス腱炎の原因である「筋膜体質」とは?
筋膜は全身を覆っていて、全て連結しています。
そして筋膜は全身の緊張状態を調節しています。
そのため正常であれば全身の緊張が動きや姿勢に対して適切に調整されるため、使い過ぎくらいではどこかに負荷がかかり過ぎる事はありません。
しかしこの筋膜のどこかが悪くなり硬くなってしまうと、全身の緊張バランスが崩れてしまいます。
筋膜バランスが崩れると、身体のある部分に負荷がかかりやすい状態になってしまいます。
アキレス腱周囲に負荷がかかりやすくなると、アキレス腱炎を引き起こしてしまいます。
この状態がアキレス腱炎を起こす「筋膜体質」なんです。
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早期改善するには?
ちょっと分かりづらかったかもしれませんが、筋膜が硬くなるとバランスが崩れ、アキレス腱周囲に負荷がかかりやすくなってしまい、ちょっとした負荷によって痛みを引き起こしてしまいます。
ですのでアキレス腱炎を改善させるためには、この硬くなった筋膜を緩めていき、アキレス腱に負荷のかからないバランスを取り戻す必要があります。
安静や痛み止めはあくまでも対症療法にしかならず、体質が変わらない限り再発を繰り返します。
ふくらはぎのマッサージも局所的な治療にしかなりません。
ですが筋膜に適切にアプローチし筋膜バランスを整える事で、根本的な改善が見込めます。
「筋膜体質」を変える事がアキレス腱炎の早期回復につながります。
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