手首の腱鞘炎②【改善症例】/三軒茶屋エリアの整体院といえば三軒茶屋α整体院

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手首の腱鞘炎②【改善症例】

今回もテニスで手首を痛めてしまった方の改善症例を紹介したいと思います。手首をこねる事で痛めてしまう事が多いですが、原因は全く違うところにありました。

どのような痛みか?

【現在の痛み】
右手首の痛み
(整形外科での診断名はTFCC損傷)


【痛む動き】
バックハンド、手を小指側や後ろ側へ曲げる、手をついて体重をかける


【来院理由】
テニスのバックハンドを打つ時に右手首(利き腕とは逆)に痛みが走る。
最初は休めば治ると思っていたがどんどん悪化してきた。
整形外科はもちろん、整体や鍼灸で色々な治療を受けて来たが一向に良くならない。
最近は全くバックが打てず、試合でもバックを狙われるためなかなか勝てない。

このまま治らないのではないかと強い不安と、これまでの治療に対する怒りや焦りもあった様子。



【過去の既往歴】
腕の骨折や怪我はない。足首の捻挫を何回も繰り返していて、有痛性外脛骨と診断を受けた事がある。
今回の手首の痛みが発症する2ヶ月くらい前まで、肩甲骨周りを動かしてないと落ち着かない、チックのような症状が続いていたが今は無い。
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施術内容

①肩甲骨の内側

少し触れただけでも飛び上がるくらい痛む。ここを緩めただけで手首の痛みは4割くらいに軽減。

②前腕の真ん中、小指側

ここを施術していると、そう言えば手首を痛めるちょっと前にこの部分が張っていた、と思い出した様子。
けっこう施術していると思い出す事はあります。

ここを緩めると手首の痛みは残り2割ほどに。


これだけでもバックハンドが打てるようになった。
ただ痛みは0ではないため、その後も数回施術して、今は痛みなく全力でバックが打てるようになった。

なぜ痛みが無くなったのか?

この方もテニスをやっていて、やはり利き腕とは逆の手首に痛みが出ていました。
(この方は左利きなので右の手首)

女子のテニスでは力が弱いため、バックを打つ時に最後手首をこねる事が多いです。

それによって手首に負担がかかり手首の痛みが多く見られます。


今回のケースでは上半身の骨折や怪我は特にありません。
しかし手首の痛みが発症する前に肩甲骨周りの異変が起きています。

そこで肩甲骨周りをチェックしたら筋膜の硬いところがあり、そこを緩めると手首の痛みが軽減しました。

この事から肩甲骨周りの筋膜が硬くなったために腕を通って手首の緊張を作り出し、それが痛みの原因となっているのが分かります。


このように痛みとは全く離れた部分に原因がある事がほとんどですので、問診をもとに入念なチェックが治療のカギとなります。

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