【これまでの治療法と何が違うのか?】
部活やスポーツによって身体のどこかに痛みが出て、それがちょっと休んでもなかなか治らなかったり、どんどん悪化していくと、まずは整形外科を受診されると思います。
整形外科ではレントゲンを撮られ、骨や関節に異常がなければ、安静にして様子をみましょうと言われたり、痛み止めのお薬や湿布を処方されたりすると思います。
そして言われた通りにして、痛みが消えてきたため競技に復帰すると、またすぐに痛くなってしまい、また安静にしてると痛みが治るけど、復帰したらまた再発してしまう。
このままでは一向に良くならないため、整体やカイロ、整骨院やマッサージなどに通院し、治療を受けられる方もいるかと思います。
しかしそこでも一時的には痛みが改善するものの、競技を続けていくうちにすぐに痛みが再発してしまう、、、
このような選手が多いのではないかと思います。
整形外科や色々な治療院で色々な治療を受けたにも関わらず、なぜ痛みが取れないのでしょうか?
その答えはとてもシンプルで、「痛みの根本的な原因に対して治療していないから」です。
では根本的な原因はどこにあるのか?
その鍵を握るのが、「筋膜」なんです。
※筋膜と痛みの原因についてはコチラ(リンク)にも詳しく載せています。
全身の筋膜をチェックし、悪くなっている筋膜を一つ一つ治療していく事で、根本的な痛みの解消を図るのが、当院の筋膜整体となります。
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【当院の筋膜整体の特徴】
①世界的に医学的根拠のある筋膜への適切なアプローチで、痛みの根本原因を改善します。
痛みの根本的な原因である筋膜の研究は海外では医師・理学療法士を中心に30年以上も行われ、その研究をもとにした筋膜整体は世界中で実績・経験のある治療法です。
この治療法を修得できるのは医師・理学療法士・鍼灸師のみで、日本ではまだ400人ほどしか修得していないため、ほとんどの医療従事者は筋膜の詳細について理解しておらず、当然筋膜への適切なアプローチも行えません。
当院の施術者はこの筋膜整体の公式な講習会を全て修了し、かつ実践経験も豊富で、痛みの原因をしっかり見つけ出し筋膜に適切にアプローチする事で多くのアスリートの痛みの改善に導いてきた経験があります。
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②問診・触診に時間をかけ、痛みの原因をしっかりと見つけ出していきます。
身体はとても複雑で、痛みの原因も様々な影響を受け、そして原因となるポイントも全身の広範囲に広がります。
そのため痛みのある部分だけの治療ではなかなか改善されません。
痛みの改善に最も重要な事は、どこにその原因があるかを探し出すことです。
他の治療院・治療法では、問診や身体のチェックがほとんどなく、骨盤や背骨の歪みが原因だとか深部にある筋肉が凝っているとか、ここの筋肉が弱っているなど、個人個人の状態をきっちり把握しないまま原因を一つに求めて定型的な治療をしているところが本当に多いです。
しっかりしているところでも独自の理論や方法で行っているため、医学的根拠や治療の再現性が乏しいものとなっている事が多いです。
それではなかなか痛みが治らないと思います。
ですから当院では、医学的根拠のある筋膜整体を用いて、問診・触診を細かく丁寧に行う事で、原因となる筋膜の歪みを探し出します。
問診において最も重要なのが「既往歴」です。
過去にあった骨折や怪我(外傷)、内科的な不調によってその周囲の筋膜は歪んで行きます。
そのアンバランスな歪みが全身に広がっていく結果、今の痛みが現れます(詳しくはコチラ:リンク)
そのため過去に身体に何が起きていたのか、それを時系列に沿って把握していく事がとても重要になります。
そして触診では実際に全身に広がっている筋膜の歪みを探し出し、治療すべきポイントを見つけ出していきます。
この触診の精度が治療効果に直結するため、一つ一つのポイントをあらゆる方向に細かくチェックしていきます。
さらには痛みのある周囲だけでなく、頭から足先まで全身の中で必要な部分をチェックします。
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③そのため少ない治療回数(1〜3回)での競技復帰に導きます。
この治療法では、全身に広がった筋膜の歪みを一つ一つしっかりと解消していくため筋膜のバランスが整い、痛みが起こっている部分への過剰な負荷を無くします。
(筋膜の歪みを解消することで、痛みや感覚のセンサーの誤作動を正常化し、痛みの解消と適切な動き・感覚を引き出します)
痛みの根本的な原因部位にアプローチするため、少ない治療回数でも痛みを解消する事ができ(例外もあります)、早期に競技復帰へ導きます。
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④競技パフォーマンスが向上し、痛みの再発や怪我のしづらい身体になります。
筋膜整体によって現れる効果は筋膜バランスの改善と痛みの解消だけではありません。
全身の筋肉の協調的な動きをスムーズにし、適切な動きを引き出す事が出来ます。
そして一部分に過剰な負荷がかからないようになったり、可動域の改善や筋出力の改善、動きの感覚の改善などが起こるため、競技パフォーマンスの向上や怪我のしづらい身体作りができます。(詳しくはコチラ:リンク)
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【他の治療法との違い】
①整形外科との違い
整形外科では基本的に骨や関節に異常がないか検査します。
これらに問題があり重症な場合は手術となる事もあります。
もし骨や関節に異常がない場合、単に使い過ぎだから安静にして下さいと言われるか、痛み止めの薬や湿布の処方となり、積極的な治療が行われる事はほとんどありません。
痛み止めや湿布も軽傷であれば一時的に効果がありますが、練習を再開するとまた痛みが出てしまいます。
なぜなら痛み止めはあくまで痛みを感じさせない薬であって、痛みの原因を解消するものではないからです。
安静も同様の理由で、使わない時期は当然痛みは緩和しますが、練習し始めたらすぐに痛みが戻ってしまいます。
また低周波治療や電気治療も行われる事がありますが、これも局所の循環改善と筋肉の凝りを和らげるのみなので、根本的な改善にはならないです。
このほかに診療時間や保険適用の関係もあり、整形外科での根治は難しいかと思います。
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②一般的な理学療法との違い
整形外科でリハビリ(理学療法)を受けられたことのある方もいるかと思います。
リハビリでは実際に身体の動きや可動域、筋力などの機能に対して評価を行い、原因に合わせたリハビリを行います。
関節の動きが悪いから関節運動、ある筋肉が弱っているから筋力訓練、姿勢や動作が歪んでいるから身体の使い方の訓練と言った事を行います。
しかし関節の動きが悪いのは筋肉の協調性が低下していたり、筋膜が突っ張っているからです。
筋肉の協調性を担っているのは筋膜であり、筋膜の中に埋め込まれているセンサーの働きが重要です。
そのため筋膜にアプローチし、各種センサーの誤作動を治さなければ、いくら関節運動を行っても悪化することはあれど、改善する事は無いという事です。
また筋力低下があると姿勢や動きが歪み、一部の負荷が増える事で、そこに痛みが起こるという理由ですが、そもそも姿勢や動きを調整しているのは筋力のバランスではなく筋膜であり、筋膜の中にあるセンサーです。
そのため筋膜にアプローチしない限り、いくら筋トレや、姿勢や身体の使い方の矯正をしてもすぐに戻ってしまい、痛みも解消されないです。
また根本的な問題として、理学療法を健康保険で行う場合、時間的な制限があり、全身を丁寧にチェックする時間がないという事も挙げられます。
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③マッサージとの違い
街のリラクゼーションマッサージは単に全身を揉んだり、硬いところを揉んだりするだけです。身体のチェックも原因追求もしません。返って悪化するケースもあります。
整骨院など治療を目的としたマッサージも、基本的には痛みのある部分の周囲で、筋肉の凝りが強いところを指圧したり揉んだりするだけで、医学的根拠に基づいた全身のチェックも少ないですし、筋膜へアプローチする事も出来ないため、やはり対症療法となる事がほとんどです。
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④カイロ・矯正との違い
ボキッと鳴らすものからジワジワと整体してくやり方など様々なやり方がありますが、基本的には骨盤や背骨などの骨格の歪みが原因であるという考え方で治療を行なっていきます。
骨が歪んでるから身体の使い方にも偏りが出て、その結果ある部分の筋肉や関節に負荷がかかって痛みが出てるという考え方です。
しかし骨は自ら動きません。筋肉によって動かされますし、その筋肉の働きを調整してるのが筋膜です。
つまり筋膜へのアプローチなしに骨格矯正を行っても、結局また骨格は歪んでいってしまい、痛みが再発してしまいます。
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⑤筋膜リリースとの違い
最近では筋膜リリースという言葉も認知されてきていて、ジムやヨガなどボディワークの業界でも行われるようになってきました。
そのやり方は様々で、器具を使ってゴリゴリしたり、ストレッチすることで緩めるやり方もあります。
確かにこれで痛みが解消する方もいます。
しかし多くの場合、痛みの周囲にしかアプローチしないため、原因が全身に広がっている場合、やはり再発しやすくなります。
そもそもボディワーカーは治療を専門としていないため、ここでも医学的根拠に基づいた全身チェックができないという問題が出てきます。
このようにいずれの治療方法も根本的な原因である「筋膜」に適切にアプローチ出来ていません。
そのため一時的に痛みが緩和しても、すぐに戻ってしまう、再発してしまうなど、痛みを根本的に改善する事が出来ないんです。
これは他の治療を批判しているわけでなく、ほとんどの整形外科医や医療従事者・ボディワーカーはまだまだ筋膜の事や筋膜と痛みの関係を知らないために適切な治療が出来ない、という事です。
また整形外科や整骨院では保険点数の関係で十分な治療時間を取れないという問題もあります。